第42話 思わぬ原因 エアー「栄華を誇った大帝国はわずか1日の間に滅びた」 ダークネス「それもわずかな人数にな。」 カルテット「帰ってきたなら料理を作ってください。 こっちは空腹なんですから」 ダークネス「引っ込んでろ!」 エアー「そういえば、最近エメリアの姿を見ない。」 ダークネス「最近? あいつずっといないぞ」 エアー「探索開始だ……」 ダークネス「ああ。」 カルテット「料理を」 ダークネス「勝手にうまいものめぐりでもしてろ!」 エアー「お前はお茶漬けめぐりでもしたらどうだ?」 その頃 ソル「酷い目にあった……」 ミカエル「肉だ肉! 帝国滅亡パーティーだ! 肉! 肉肉肉肉!」 ソル「か え れ よ」 ミカエル「何を言っているんだ? こんなめでたい日に」 ソル「めでたいとか何とか言ってるが、 お前は単にこの事象に乗っかってただ飯食う気に決まっている」 ミカエル「……… 流石だな………」 ウィンド「おーい……帰らないと本当に邪魔になるぞ……」 ミカエル「俺は! 肉が! 食いたい!」 ウィンド「………さて、」 ティルヴィング「準備はいつでも。」 ウィンド「じゃあ、行くぞ!」 ミカエル「空間の隙間を作り出しそこに攻撃吸収!」 ウィンド「うわっ、きたねえぞお前……」 何処か ボルテージ「迷ってはぐれてしまった。 この前ライトが出て行って追いかけた。 まさに運の尽き。 ……ん?」 空間の裂け目がそこに現れ、 略 ウィンド「その裂け目は何処に繋がっているんだ?」 ミカエル「知らん」 ウィンド「無責任!」 ボルテージ「(気絶)」 「ふふふ、丁度いい所にいい物があるではないか。 こいつを利用させてもらうとしよう。」 何かがボルテージの中に入っていった… いきなりボルテージは起き上った、が…… ボルテージ?「帝国が潰えることはないのだよ……愚民共……」 さてその頃。 ソル「ようやく平和になったな。 これで心おきなく昼寝できる」 昼寝? ソル「ぐごー ぐごー」 いびきが聞こえる。って、寝るのが早すぎるのでは…… 部屋にはラジオが置いてあった。 「ラーファス帝国の軍がセンクレイスに向かっているとの情報が入りました。 再び戦争が始まろうと………」