第10話 吹雪 樹氷の森 入り口 ボルテージ「すごい逃げたぞ・・・?」 ライト「いや・・・まだだ。まだ、逃げないと・・・」 ボルテージ「神経過敏だな・・・」 ライト「この森を抜けた先には、一体何があるのだろうか」 樹氷の森 奥地 ボルテージ「・・・言うと難だけどさ」 ライト「何だよ?」 ボルテージ「・・・死ぬかもしれない・・・と思わないのか? この先は、何も無いに等しい・・・ 逃げても、死んだら意味無いだろ・・・?」 ライト「いや、死なないな」 ボルテージ「は?」 ライト「俺は、道を切り開く」 その頃、ポケモン広場 ゲンガー「まーだ倒せないのか?ケケッ!!」 ハスブレロ「炎の山を抜けたらしくて」 マダツボミ「もうそこから先に行くことが出来ないんですよ。」 ブルー「フーディン達以外はね。」 救助基地 ウイング「はあ・・・どうなっちゃうんだろ?あれ、みんないない・・・ ・・・?まさか・・・行っちゃったとか?僕にはどうしようもないよ・・・」 ????「・・・ここか、リバースの救助基地は」 ウイング「!? 誰?」 ????「安心しろ、潰しに来たわけじゃないんでな」 ウイング「え?」 ウイングの目の前に現れたのは、4匹のポケモンだった。 ????「なーに・・・俺達が、助けてやろうって・・・」 ウイング「え?」 ????「ま・・・そういう事だ。 俺はストーン。こっちがウィンド・・・ こいつがカッターで、こいつがスリック」 ウイング「ちょ、ちょっと待って!!なんで助けてくれるの?」 ストーン(グライガー)「興味本心さ・・・」 ウィンド(ブースター)「特に意味ないしな。」 カッター(エアームド)「暇だし!!」 スリック(マッスグマ)「何もしてないのもな。抵抗があって。 あいつが無実なのは知っている」 ウイング「・・・なんで知ってるの?」 ウィンド「・・・ライト・・・か。 あいつがポケモンになったのは、ある意味があるんだよ。」 ストーン「あいつを助けたいなら俺達について来い・・・ 近道を教えてやる」 ウイング「・・・」 樹氷の森 奥地 5F ライト「くそっ・・・なんで・・・」 ボルテージ「フリーザーが・・・何故ここに・・・?」 フリーザー「この森は抜けさせない!!」 ライト「畜生・・・疲労で全力が出せない・・・」 ボルテージ「炎が・・・効かない・・・」 ライト「たった二匹じゃ・・・完全に無理だ・・・」 フリーザー「とどめだ!! れいとうビーm・・・」 ???「やらせるか!!」 ボルテージ「ボ、ボルト!?ヤイバにブレイカーも!?」 ヤイバ「ほら見ろ。二匹じゃ無理だ!!」 フリーザー「何体かかってこようが・・・無力だ!!」 ヤイバ「何だと?」 フリーザー「こなゆき!!」 ????「ライト!!ボルテージ!!!」 ????「伝説のポケモンかよ。たいそうな事で・・・」 フリーザー「!?」 ボルテージ「ウイング!?後・・・誰だ・・・?」 ウイング「自己紹介は後にしといてよ!」 ストーン「俺の名前は」 ウィンド「かえんほうしゃ!!」 カッター「はがねのつばさ!!」 ウィンドとカッターがいきなり攻撃をフリーザーに仕掛けた!! ストーンを巻き込んで(ぁ フリーザー「ぐっ!?」 ストーン「fdjさjgcまgmぎあああああああ!!」 ライト「!!(汗)」 スリック「お前がライトだな!! やっと見つけたぜ」 ライト「いっ!!追手!?」 スリック「安心しろ、捕まえる気はないからよぉ。」 ボルテージ「一体、何者だ!?あの4匹!!」 フリーザー「ぐっ・・・」 ストーン「11VS1で勝とうと思うのか?」 フリーザー「くっ・・・私は・・・死んでも・・・この森を・・・守る!! ふぶき!!」 ストーン「何っ!!まだそんなのを出せるというのか・・・ぐああああああああ!!」 ウィンド「んなっ・・・うわああああああ!!」 カッター「えっ・・・ぎゃああああああ!!」 ヤイバ「ふぶき・・・だと!!ぐおおおおおおおおおお!!」 ブレイカー「駄目だ、耐えられない・・・ぐおああああああ!!」 ボルテージ「やばい、全滅・・・うあああああああああああ!!」 ウイング「そ、そんな・・・わああああああああああ!!」 ボルト「あの野郎・・・!!スパーク!!」 ボルトが撃ったスパークは、自分を守るような形になった!! しかし、そのままでは動けない・・・ スリック「くそっ、届く!!」 ライト「え・・・」 スリック「早くよけろ!!俺が防ぐから!!」 ライト「みんな・・・」 スリック「早く・・・し・・・ろ・・・お前は・・・何のために来たか・・・」 ライト「・・・」 スリック「お前は、この世界を救うために来た・・・」 バタッ ライト「救う・・・?」 フリーザー「残りはお前だけだ!!れいとうビーム!!」 ヤイバ「動けない・・・!!」 ブレイカー「気を失いそうだ・・・」 ボルテージ「畜生が・・・!!」 ライト「駄目だ・・・!!勝てない・・・!!」 ボルト「ライト!!」 ライト「ボルト・・・?」 ボルト「お前なら勝てる!! 早く!!攻撃をよけろ!!」 ライト「・・・!!」 フリーザー「これで終わりだ!!」 ライト「・・・分かった。これで終わりにしよう。 お前の・・・負けだ。」 フリーザー「何だと・・・?」 その瞬間、ライトが消えた・・・ しかし、すぐに、フリーザーの後ろに出た!! フリーザー「何!?」 ライト「ハイドロポンプ!!」 フリーザー「至近距離で・・・!!」 ズドドドドドドドドドドドドドド!! ボルト「今だ!!でんき・・・ショック!!」 ボルトが放った電気が、ハイドロポンプの水流に当たった!! フリーザー「何・・・!!ぐおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」 ライト「元の世界に戻るためには、止まってはいられない。 俺はこんな所で消えるわけには行かないんだよ!!」