第10話 意味を持つ物


〜前回のあらすじ〜

敵に襲われた。


レイ「絶対いらないだろこのあらすじ」

ロウ「終わるの早くないかこれ・・・」





???「さあ、お別れだ・・・!!」

イメム「そこからまた言う必要はなさそうなんだけど・・・ま、まあとにかく、
    また戦わなくちゃいけない・・・!?」

ボアズキョイ「・・・今回の相手は本気で殺す気のようだな・・・
       全力で戦わなければ・・・」


シトロン「はっぱカッター!」

イメム「でんこうせっか!」


ウィンド「いきなり突っ込んだらやばそうだぞ!?」


???「いきなり突っ込んでくるのか・・・?
    判断としてはなかなかかもしれないが・・・
    俺にそんなものは効かない!!
    受けよ、あくのはどう!!」



イメム「えっ・・・!?」





瞬間、いきなり禍々しいエネルギーを持った波動が周りに広がった!!




シトロン「よ、よけられない!!」

イメム「攻撃態勢に入っちゃったからどうしようも・・・!!」




スズナ「はあ・・・むやみに突っ込んでいくから・・・
    きみら、しょうがないから・・・助けてあげるよ
    ・・・「実体図」!!」



そういうと、いきなりスズナはキャンバスとペンをとりだし、絵を描き始めた!!



ボアズキョイ「・・・・・・?」


ウィンド「せ、戦闘中にいきなり絵を書き出すか普通!!」



ロウ「これでいいと思う」


ウィンド「・・・は?」


アウス「・・・お前、能力って知ってる?」

ウィンド「能力?なん」


ボアズキョイ「・・・そうか・・・そういうことか・・・
       つまり・・・能力使いだというのか・・・」


レイ「能力使い・・・?
   俺ら以外にも結構いるのか?」


ウィンド「能力使い・・・?」




スズナは壁のような絵を書いた・・・すると!!


スズナ「これでよし・・・っと!!」





なんと突如、シトロンとイメムの前に巨大な壁が現れ、波動を防いだ!!



イメム「・・・いたっ!!
    ・・・あれ?壁・・・?」



シトロンとイメムは壁に当たったが別に外傷はないだろう。





ウィンド「書かれた絵が実体化した・・・!?
     こ、これが能力・・・!?」




ロウ「能力は・・・
   技という概念の中にとらえられない、特殊な力さ。
   通常の技よりも遥かに効果が高く、
   更に、技にはない様々な効果を発動させられる」






???「能力使いがいたか・・・
    これはなかなかだな・・・?
    だが・・・!?」





ヴィエラ「・・・あなたに勝ち目は無いと思うけれど・・・?
     少なくとも、今は・・・全力できてるわけじゃないでしょう?」





???「!!
    お、お前・・・何故・・・!?
    くっ、ひとまず退散させてもらう!!」



そういうと消えた。・・・と思い間違えるほどの速さで去っていった。







ウィンド「ん?」


ボアズキョイ「・・・去ったか・・・」





レイ「お、おい。
   お前、さっきのあいつの知り合いか?」

ヴィエラ「・・・」


ロウ「どう見ても知り合いっぽかったけど・・・」





ヴィエラ「・・・彼は私のかつての仲間」



ウィンド「え・・・か、かつての仲間!?」

イメム「仲間って・・・!?」




ヴィエラ「昔、一緒に色んな所に旅をして、
     楽しく過ごしてた・・・だけど・・・」


スズナ「・・・だけど?」



ヴィエラ「旅をするついでに宝探しもやって・・・
     そして1つの宝を彼は見つけた。
     でも、それは呪われていた・・・」



ボアズキョイ「・・・呪い、か・・・」


ヴィエラ「その呪われた宝を手に入れてから彼はおかしくなった。
     様々なものを殺し・・・今、この世界に住む全ての生物を殺そうとしている」



シトロン「全ての生物を・・・殺す・・・!?」




ヴィエラ「・・・そして突然いなくなった。
     その後の消息は分からなかったけど・・・」



イメム「・・・もしかしてそれってその呪われた宝を取れば元に戻るようなもの?」




ヴィエラ「え?
     た、多分元に戻るけど・・・」



レイ「じゃあ、元の世界に戻る手がかりを見つけるついでに、
   あいつを見かけたらその宝を奪って捨ててしまおうぜ?」


アウス「どこへ」

レイ「唐突に言われたら困るんだが・・・」




ウィンド「仲間を思う気持ちっていいよな、
     まあ断片的な話しか聞いてない感じだがそれもいいかもな?」


ヴィエラ「え・・・あ、ありがとう・・・」










ボアズキョイ「・・・呪われた宝・・・か・・・
       それ以前に不思議なのは・・・」








第10話 意味を持つ物

初登場キャラクター
あの敵はまた今度。


その他の解説

呪われた宝
なんかよくある話って感じである。
でも、奪って捨てるとは言ってもそれが何なのかまだ聞いてないので今会っても無理。

能力使い
まあそのまんまの意味。分かりやすい。
第10話にしてようやく能力登場・・・
これから先たくさん出ると思われる。

あらすじ
1行で終わるとは・・・