第8話 北を目指して・・・いざ、雪と氷の大地へ また1日が経過した アウス「そろそろ他の街行きたいと思う。」 スズナ「確かにもうこの街はほとんど見たし・・・」 ロウ「でもどこへ行くと」 アウス「・・・もっと北?」 そこから更に1日が経過した ボアズキョイ「・・・どうやら、来ないようだな・・・」 イメム「この前言ってた君達の仲間?」 ボアズキョイ「・・・そうだ・・・ そうなると・・・こちらから行ったほうが早そうだな・・・?」 レイ「あー・・・北の方へ行くのか・・・」 ウィンド・シトロン・イメム「北・・・?」 ボアズキョイ「・・・極寒の大地だ・・・ 弱い者はそこへ近づくだけで凍りつくとも聞く・・・」 シトロン「凄まじそう・・・」 レイ「俺達の仲間はその極寒の大地へ行ったんだが・・・ 想像以上に厳しいのかもしれない」 ヴィエラ「確か極寒の大地って・・・」 イメム「まだ何かあるの・・・そこ・・・」 ヴィエラ「・・・最近、向かった者が誰も帰ってこないって言うんだけど・・・」 ウィンド「だ、誰も帰ってこない!? マジかよ・・・」 ボアズキョイ「・・・だがいかざるをえまい・・・?」 ウィンド「そうかもしれないけど・・・でもなあ・・・」 レイ「じゃあさっさと行こうぜ、朝のうちから出て、 早く行っておきたいし、仲間の安否も確かめないとな」 シトロン「その前に準備しないと」 という訳で行く事になったのだが・・・ 街の宿屋にて スズナ「二度と行きたくないあんな所!!」 ロウ「あんなに寒いなんて想定できるわけが無い!!」 アウス「結局戻ってきてしまった」 レイ「ん? 貴様らは、この前の・・・ いったい何をしたんだ?」 アウス「旅してて、北の方行ったんだけど、 血も完全に凍てつくほどの寒さで、他の2体がダウンして・・・」 レイ「血も完全に凍てつくって・・・ そんな寒いのか!?」 アウス「・・・ま、普通は無理」 スズナ「あんたら絶対行かない方がいいって!!」 ロウ「あんな所、数分もいれば凍る、絶対凍る!!」 レイ「(どれだけ寒いんだよ・・・)」 そして、極寒の大地へと向かうことになったが・・・ 極寒の大地に入ったあたり イメム「あ、こ、こここここれむむむ無理だって」 ウィンド「ささささささささむい!!」 もはや言葉をまともにしゃべれない。 だが実はこれ大体入って数分である。 この一帯に入った瞬間急に温度が下がった・・・ ボアズキョイ「・・・くっ・・・ このままでは全員凍死する・・・!!」 レイ「お、俺氷タイプなのに無理、 っていうかこんなの誰も行けないだろ!!」 ヴィエラ「戻らないと・・・!」 シトロン「本当に凍死する・・・!!」 これ以上進むのは無理だと思い、街まで引き返した一行は、 どうやって進めばいいか分からず途方にくれた・・・ 極寒の大地。それは・・・ 全てを遮断する死の世界・・・ 第8話 北を目指して・・・いざ、雪と氷の大地へ 初登場キャラクター 今回は無し。 その他の解説 極寒の大地 最低、絶対零度を記録する寒冷地帯。 氷に弱い草、飛行タイプなどはもちろん、 同じ氷タイプですら完全に遮断する未開地帯。