第14話 狂気の沙汰、血の翼





リダクト「生意気な口を利くからだ・・・」








翌日、救助基地


ライト「・・・レジェンド、戻ってこない」

ボルト「・・・色々と聞くのか?」

ライト「ああ。細かい所まで」




その後

ストリーム「お前ら、すまなかった。礼を言う。じゃあ、これで・・・」



ライト「お前、またボコボコにされるんじゃないか?」

ストリーム「そうなったなら、本当にやった奴を捕まえてしまえばいい。
      そうすれば濡れ衣は晴れて・・・

      はははははははははっ!!な事になる」


ボルト「お前この短い間にとことん堕ちたな」







その時



ボルテージ「一人じゃ大変だろう」



ストリーム「ん?何だ?
      いきなり登場して何を・・・」

ボルテージ「今だったら特別にライトをレンタル1ヶ月」






ライト「・・・おい、何言ってんだお前いきなり!?」



ボルテージ「今ならおまけもついて大変お得!!
      これでたったの10ポケで」







ライト「お前喧嘩売ってんのか?吹っ飛ばすぞ!?」



ストリーム「よし!!」

ライト「そこでお前も乗るな!!」

ボルト「・・・なるほど。
    こうなるとライトの出番が減って自然に俺達の出番が・・・」




ライト「そこ!!何考えてんだ!!主人公いなくてなりたつとでも・・・」







ボルト「じゃ、いってらっしゃーい」





ライト「「ファイナリティ・カノン」・・・!!」









またも救助基地は大破したとか何とか。






そのころ・・・





レジェンド「・・・くっ・・・何処へ・・・!!」



そこには、ボロボロになったレジェンド。そして、血を滴らせるリダクト。





リダクト「さあ・・・血を降らせよう・・・」





レジェンド「ちっ、させるか!!
      「ダークネスプリズン」!!」


リダクト「そんな雑魚能力で粋がるな、レジェンド・・・
     「ブラッディプリズン」」







レジェンド「なっ、それは―――!!
      何でお前・・・!!」



リダクト「くくく・・・」





その時近くから何か飛び出してきた!!それは!!







????「ここで真打登場!!」


何と奴がつけて来ていた。

それは・・・


リダクト「・・・!?」



レジェンド「て、てめぇ!!悪霊・・・シェイド!?
      何故ここに!?」






悪霊・・・いや。シェイドは、その問いに簡単に答えた。







シェイド「何か起こると思って、お前をこっそりつけて来たんだ、
     これがもう大正解ってか!?」




リダクト「・・・消えろ」




リダクトは、シェイドに攻撃を仕掛けた!!


シェイド「いきなりかよ!!乱暴だな!!なら堂々と受けてたつぜ畜生が!!」




シェイドは・・・何と、それを簡単にかわすと、即座に攻撃を連発した!!




シェイド「さあさあさあさあこれならどうだ!?
     必殺の、技4連発だ!!
     サイコキネシス!!シャドーボール!!あくのはどう!!はかいこうせん!!」





シェイドは、そのいつもの様子とは全く異なる、尋常ではない威力の攻撃を、

それも、連発して出した!!





リダクト「何ッ・・・」





リダクトは、前半の2発は回避したが・・・




シェイド「残りの2発はどうだ!!」


リダクト「ぐっ!?」


後半の2発は直撃した・・・!!

リダクトは体制を崩し、倒れた!!




レジェンド「シェイド・・・!!
      逃げろ!!逃げてライト達に伝えろ!!」


シェイド「は?このまま行けば何事も無く終了しそうなのに・・・
     で、何を伝えるんだ?」

レジェンド「そこから遠い所へ逃げろ、ってな!!」





シェイド「逃げろ?まあいい!!なら、伝える!!」




リダクト「逃がすか・・・!!」



レジェンド「早くしろ!!」

シェイド「はいはい・・・」



シェイドは即座に基地の方へ向かった!!






レジェンド「お前を止める・・・!!
      ハイドロカノン!!」




リダクト「くっ・・・!!貴様!!」








それから数時間。シェイドは基地へ戻った。




ボロボロの状態で。




ボルト「・・・!?
    ど、どうしたんだお前!?」


シェイド「いや・・・まあ・・・大変な事態になってるって事だ。マジで。
     ついでにこれは油断から。油断しただけ。」


ボルト「何があったかって話だ!!」

ライト「・・・誰からやられたんだお前!?」



シェイド「・・・リダクト、だっけ?そういう奴」





ライト「な、何だって!?」



シェイド「いや・・・レジェンドが何処か行ったのをつけてみたが、
     レジェンドはリダクトに会って言いたい放題言いまくって。
     いやあっちも言ってたか。
     で、あっちがキレて、やられてたから、
     飛び出して、奴を吹っ飛ばして時間を稼いで・・・
     で、伝言で。」


ライト「伝言!?」




シェイド「逃げろ・・・ってさ。」