EX・第1話 もう1つの・・・ 事件の2日後の話だった・・・ リバイブの基地があった辺りに・・・ 今はもうほとんど何も無い・・・ 跡形も無く消し飛んだ、その付近に・・・ ふと、目が覚めた者・・・ エッジ「・・・生きてるのか・・・?」 彼は生きていた・・・ 彼は尋常じゃない力を持っている・・・ ただ、それは攻撃力とは限らない。 彼は明らかに他とかけ離れた防御力を持っている。 ・・・いや、それはいい。今関係の無い事。 彼は歩き始めた・・・ 知っている事を全て伝えるために・・・それが何になるかも、分からないまま・・・歩いた。 それが選択肢だった。 歩く方向にはリバースの基地がある。 やがて、そこに辿りつき、エッジは基地の中を覗いた。 全員寝ていた。 実は、疲れがどっと出てきて、彼等は全員で寝ていたのである。 エッジはそれを見て、起こすのも悪いと思い、立ち去ろうとしたが・・・ スピア「よぉ、エッジ。生きてたのかよ」 エッジ「・・・スピア」 やはりこいつは起きていた。疲れなんて無さそうだ。 エッジ「・・・お前も、な」 スピア「ああ。ほぼ全員無事だった」 お互い別の場所にいたが、2つの物事は連動していた。だから大体察した。 スピア「・・・死ななくてよかったな。 ・・・リミテッドの奴マジでやったようだな」 エッジ「ああ・・・ 正気じゃなかった・・・いや、操られていたのかも・・・ 分からないけどな・・・」 スピア「操られていた・・・?」 エッジ「あの日の前日に、気になる声が聞こえたんでな」 そこから明かされ始める、ある事実・・・