第11話 奈落の谷

奈落の谷へフォイアたちは向かった・・・しかし悲劇は訪れた。

フォイア「何で・・・こんな事に・・・」

運命を狂わされた者がいる・・・

それは、一体・・・何なのだろうか・・・


運命は無常だった。

無常すぎて、血も涙も無い。

世界は既に全てを見捨てたのだろうか・・・


フォイア「・・・畜生!!」



何故、こうも・・・悲しき運命があったのだろうか・・・

いや、これだけでは無かった・・・


キズナのリーダー、エコロ・・・

グリーンズのリーダー、Tani・・・

サンダーズのリーダー、ピカマル・・・


この頃、他の救助隊も悲劇に見舞われた・・・


それは・・・


その時間帯より、数時間前 奈落の谷


奈落の谷の奥底へフォイアたちは進んでいた。しかし。


バロウ「あーあ、せっかくの作戦が・・・
    北の山脈を登るためのさk(以下省略)」


フォイア「まだ言ってるのか・・・」



ブルーメ「フォイア!!バロウ!!大変・・・!!」

フォイア「は、どうした?」


ブルーメ「ラフォンテとアニムがいない・・・」



バロウ「あ、きっと帰ったんじゃない?」


ブルーメは今回もバロウを殴ろうとした・・・が。


その、ブルーメがいきなり倒れた。


バロウ「あれ?」


?????「お前らだな・・・?」


その後ろには・・・

フォイア「だ、誰だ!?」


?????「俺らは・・・「ディバイド」・・・
      お前らを叩き潰すために来た・・・」




バロウ「俺ら、とか言ってるけど1匹・・・」


?????「・・・細かい事を気にしていたら腹が減るぞ!?」





フォイア「(元々減ってそうなんだが・・・)
     叩き潰す・・・・だと!?まさか、お前が・・・」


バロウ「(元々減ってそうって・・・オイラそこまで行ってる?)
    オイラたちの仲間に何かした!?」



?????「(・・・真剣に考えられたか・・・)
      お前らの仲間は・・・気絶しておいてもらった・・・
      今は・・・まだ・・・」


フォイア「・・・お前・・・!!」


?????「楯突く気か・・・?
      よかろう・・・ならば・・・」



この世から消し去ってやろう

貴様らの仲間の救助隊共々な