第14話 バーサーク・オブ・ディバイド ストリーム「お望みどおり・・・」 ミズピン「消えてくれるってか!?」 ミズピンはそこから更に攻撃を連発した。 目にも止まらぬ速さ、強烈な破壊力。 ヤイバ「さすが、ファサンズのリーダーだな。」 ストリーム「ぐはっ・・・!!」 ミズピン「まだまだ!!」 ???「くそ、テメェ、逆に消してやろうか!!」 ミズピン「うるさい!!黙れ!!」 更に攻撃は連発され、5匹とも一気に吹き飛ぶ!! 勝てる・・・ ・・・かと思ったが無理らしい。 吹き飛んだ、かと思ったが・・・ ミズピン「う・・・」 ヤイバ「何!?」 ミズピンが逆に吹き飛ばされている。どうなっているのか分からない・・・ ボルテージ「どうなってんだ!?」 ストリーム「ふん、調子に乗るからこうなる・・・」 すると、ストリームが突然消えた。 ミズピン「強い衝撃が・・・体全体を・・・」 ストリーム「遊びは終わりだ・・・」 その頃、遥かなる霊峰・・・ ライト「うう・・・ここは・・・」 ボルト「やっと起きたか・・・数日間気絶してた・・・」 ライト「一度、戻った方が良いのか・・・?」 ボルト「ああ。その方が良いな・・・だが、ここが何処か分からない。」 奈落の谷 ストリーム「消えろ!!」 なんと、炎を次々と出して飛ばしてきた!! ヤイバ「こ、こんな技があるのか!!??」 ストリーム「ふん、限られた枠の中しか知らない馬鹿が・・・ 何も、技を考えてはいけないなんて法律は無い。 ゲームとは・・・違うんだぜ・・・」 ヤイバ「畜生・・・勝ち目があるのかよ!?」 遥かなる霊峰 ライト「救助隊が救助して欲しいなんて思うか普通・・・」 ボルト「そんな都合よく誰か来てくれるはずもないしな・・・」 しかし、霊峰の入り口付近で ブイ「ここが遥かなる霊峰?」 ????「そうみたい。」 ???「よし、突っ込むぞ!!」 ※突っ込んで行けるものなら誰も苦戦なんてしません ブイ「慎重に行かないと。」 ???「でも早い方がいいだろ? もしピンチになっても残りの3匹が来るし」 ブイ「ダンジョン内で会える可能性は低いんだよ?」 ???「ちっ」 で、上の方では ライト「寒い・・・」 ボルト「お前、実は寒いの苦手か?」 ライト「(眠い)」 奈落の谷 既に壊滅状態・・・ ボルテージ「ライトがいれば・・・」 ストリームは、暴走しているかのように攻撃してくる。 ヤイバ「そういえば他の4匹が消えたぞ?」 ストリーム「ふふふ・・・もう、必要ない。 本気を出したからには。」 また遥かなる霊峰(入れ替わりすぎ) ライト「誰か助けてくれ・・・」 ボルト「こんな所で助けてくれる奴なんて・・・」 ブイ「あ、あれかな?」 ???「よし、早く助けないと。」 ????「行きましょう!!」 ライト「えええええ!?助けてくれるっぽいぞ!?」 ボルト「奇跡だ!!」(ボルテージが頼んだから、と言うのは知りません) しかし。 いきなり揺れた。地震が起きたらしい・・・ ライト「うわ。」 ボルト「なんで地震が!?」 地震で終わったらよかったが、更に災害が起きてしまった。 その付近は、雪山とすら言えるような場所だった。 北風の大地に近い方だったから。 そこで地震・・・とすると。 ???「・・・な、雪崩だ!!」 ブイ「え!?」 ボルト「雪崩・・・!!」 ライト「嘘だろ!?こんな所で!? しょうがねぇ・・・飛び降りるか!!この山から!!」 ボルト「オイ、正気か!?」 ライト「しょうがないだろ!!死ぬより痛い方がマシだ!!」 そういうと、ライトは飛び降りようとしたが・・・ 高すぎた。 ライト「あ・・・どっちにしろ死ぬ」 しかし!! ???「そこのお前ら、こっちに来い!!」 ライト「は?」 ボルト「あいつら、何かする気だ!!とりあえず行くぞ!!」 ライトとボルトは走ってそっちに行った ???「・・・かえんぐるま!!」 蒸発した? 雪がここを避けている? 炎により、どうやら雪崩に巻き込まれていないようだ!! そして、雪崩が収まり、無事助けてもらえた。 ライト「誰か知らないけど・・・ありがとう。」 そこへ誰かが来た!!それは・・・ なんと、ブレイカーが水の中を泳いできた!! ライト「あ、お前・・・さっきは(もう数日経ってるが) よくも逃げ出し・・・」 ブレイカー「広場に誰もいない!!」 ライト「は!?なんだって!?」 ライトとボルトは急いで広場へ向かった。 ブイ「僕たちも・・・行ってみようか。ヒダマ、フィフィ。」 ヒダマ(ブースター)「ああ!!」 フィフィ(エーフィ)「そうしましょう。」 広場 ライト「本当に誰もいない・・・」 ブレイカー「実は、奈落の谷の方へ行ったまま帰ってこない奴が大量にいる。」 ボルト「は?あそこぐらいならそこまで苦戦しないだろ?」 ブレイカー「知らないが・・・ ファサンズも行ったらしい」 ライト「ファサンズ!?あいつらか!! あいつらが行ったならなおさら帰ってこないのはおかしいだろ!!」 ボルト「ありえないな・・・行ってみるか!!」 数十分後 ブイ「あの人たち、速い・・・(人じゃない)」 ヒダマ「奈落の谷へ行ったようだぜ?」 フィフィ「・・・ソニックとアクアンとラックも呼んできた方が・・・」 ブイ「そうだね。」 奈落の谷 入り口 ライト「やな予感が・・・」 緊急事態。 そう、呼ぶしかないような状況だとライトは思った。 それは緊急で済むようなものではないという予感がしても。