第21話 ディバイドVSライカイズ



第19話、ヤイバに襲撃され完膚なきまでに叩きのめされそうになったディバイド。



ストリーム「・・・盗み聞きが悪いか!!」

リアクト「すごい悪いですよ。」





クロー「お、おい・・・」



ストリーム「クロー?どうした。傷だらけで。」

クロー「お前もだろ。
    実は・・・救助隊を潰しにかかったら・・・」



ストリーム「何を潰しに行った?」



クロー「グリーンズだ・・・あいつらを潰そうとしたら、
    別の所から何者かに何かをされたらしく・・・
    ・・・力が封印されちまった。訳わかんねぇ・・・
    だが、それでも勝てるだろうと思ったら・・・」



リアクト「負けたんですね?」


クロー「ああ。油断しすぎた。
    それに、あの封印は・・・力のほぼ全てを封印するらしい・・・」



ストリーム「そんな能力を奴等のどいつかが・・・?」


リアクト「それは面倒ですね・・・」



クロー「違う。きっと奴等じゃない。別の何者かだ・・・」




????「み、みんな!!大変!!」




リアクト「い、いきなり何ですか、ネーリア!!
     今かなり大事な話をしていた所ですよ!!」



ネーリア(エネコロロ)「・・・スパイラルが救助隊に挑み返り討ちに・・・」



リアクト「なったんですか!?」


ネーリア「それだけならまだよかったけど・・・

     その直後に、何かが起きて・・・」




ストリーム「!?」


ネーリア「実は・・・その周囲の「時を止められた」ようなの・・・
     何も動かせなくなっちゃって・・・」




クロー「時を!?」



ストリーム「・・・止められた・・・だと!?
      ・・・あいつらまで動いているのか!!」



リアクト「クローの力を封印したのは違うと思いますが、
     時を止めたのは・・・あの救助隊・・・」




クロー「・・・最強の能力を持つ」



ストリーム「・・・クレランス、か?
      奴等に襲われたら、俺達だってどうなるかわからない・・・」




ネーリア「クレランス・・・」



クロー「だが、今はそれより優先事項があるだろ?」



ストリーム「ライカイズの事・・・だな?
      奴等を止めないと相手の思うつぼだ。
      どうにかして奴等を倒さないと」


リアクト「なりふりかまっていられませんね・・・
     あのスパイも呼びますか?」




ストリーム「・・・エクレールか。
      全く、双方のスパイ、いや・・・連絡係、というのは
      どれだけ疲れるものなんだかな・・・」







その時!!



クロー「ん!?何か来るぞ!!」



ネーリア「あれは・・・?」




4匹が外を見ると、そこには・・・



ライカイズのメンバーがいた。



ストリーム「お前ら!!何故ここに!!」






カルロス「潰しに来たんだよ・・・」


リッツ「邪魔をされないために、ね。」

突如、激戦は始まった。








一方・・・



キズナとグリーンズが広場に戻っていた。



そして、今広場はかなり重い空気が流れていた。




・・・その理由は、何なのか。




伝説のポケモンの事だった。


伝説のポケモンが消えた。

誰がやったのか。







だが、はっきりした。



4派あるのだ。



伝説のポケモンを仲間にする救助隊・・・

その邪魔をする者には3ついるらしい。


1つ目は、ライカイズ。何者に操られているのか。

2つ目は、ディバイド。敵と見て間違いないはずである。



そしてもう1ついるらしい。

伝説のポケモンを消した者である。



だがこの時彼らは知らなかった。





ポケモンの中に、その者に勝てる者などいない事を。


そして、世界中の全ての生物の中に、その者に勝てる者などいない事を。




だが・・・それは、この物語の中では永遠に知られないだろう。






・・・消えた事に対する打開策など1つも無かった。






そしてもう1つの事実。


ディバイドとライカイズの戦いの中でそれが判明した。








ストリーム「最近伝説のポケモンが失踪しているらしいが・・・
      お前らか!?そんな事をしたのは!!」




カルロス「何!?まさか・・・!?」


ストリーム「とぼけるな!!お前らだろう!!」


カルロス「これは、こんな事をしている場合じゃなさそうだな・・・」




なんと一斉にライカイズは撤退した。



リアクト「ま、まさか違うんですか?」



ストリーム「・・・どこか動揺していたな。
      ・・・知られた、という感じではなさそうだ・・・
      違うんだろう。」






そしてここで物語が交錯した。


まだ物語は始まったばかりらしい・・・



























































































補足

第3章は、少し特殊な章です。


他の小説との関わりを持たせるための部分でもあります。


次の話までは、そういう内容になるので、注意してください。