第22話 雷撃と心理




交錯した物語は生きる者達を滅ぼそうとする・・・



ストリーム「これは、ちょっと理由がありそうだな?」

クロー「きっと、奴等は芝居してる!!」


だが、ストリームは「芝居」の可能性は全く考えなかった。





絶対違うと言う確信があった。


しかしその理由は、何も言わなかった。






広場

ライト「不自然すぎる・・・最近は。何もかもが」


本当に不自然だった。

有り得ない事ばかりである。




???「ラ・・・イ・・・ト・・・」



ライト「!?」



何かの声が聞こえた。



だが、誰もいない。


しかし、聞こえる。


???「遂に・・・始まった・・・
    破滅への序曲・・・」


ライト「だ、誰だ!?」




???「止めることが出来るのは・・・お前ではない・・・」


ライト「破滅・・・!?
    止める・・・!!??」



そこで声は消えた。

ライトだけに聞こえたわけではなかったらしいが・・・。






数時間後



ライト「やっぱり、何か行動に乗り出した方がいいな・・・
    ミュウツーの事も解決してないし。
    ・・・こうなったら、各救助隊のリーダーだけで・・・」




ラウンド「色んな意味で反対」

エコロ「何か起きそうだから反対」

ミズピン「チームワークに欠けそうだから反対」


フォイア「詳しい事を聞かずに反対って・・・」



ライト「(凹)」



反対ばかりである。


まぁ当然と言えば当然の結果。


フォイア「それでも、リーダーだけ、って言うよりは
     全員で、の方がいいだろうな・・・」





ラウンド・エコロ・ミズピン「賛成」



ライト「(ますます凹)」



そして全員で旅をした。





すると、奇跡的に







伝説のポケモンが何体か集まった(ぇ





ちなみに、集まったのは


グラードン、カイオーガ、レジ系3体、そして・・・





天空の塔


結局全員で来てる


レックウザ「この前(結構昔)に続いてまた頼みか?」

ライト「そうですが何か?(壊)」



ライトは既に完全崩壊




レックウザ「ならぬ!!」

フォイア「頑固だな・・・」


前と同じ状況である



レックウザ「出て行かないというのなら・・・
      倒す!!」



広場


リバイブのメンバーは全く協力していない(当たり前


ランス「あいつら、大丈夫なのか?」

スピア「・・・」

ストーン「止めるのか?」

カッター「・・・そうするしかないんじゃないか?」


スピア「・・・戻ってきた際、
    倒してでもあいつらを止めるぞ?」




天空の塔


ライト達は何故か窮地に立たされていた。


レックウザが本気なのである・・・




レックウザ「さて・・・これで・・・」



ライト「・・・こうなったら、マジでやるしかねぇ・・・
    俺の精神状態はボロボロだが・・・出来るか・・・」



ピカマル・フォイア・ラウンド・エコロ・ミズピン「?」


レックウザ「何をする気だ!!」




ライト「能力・・・全開!!」




その瞬間、レックウザは凍りついたかのように動かなくなった。



フォイア「何だ!?」


レックウザは口すら動かせない・・・。


ライト「聞いてくれるか?聞かないのか?」






広場


ライトが使った謎の能力により、レックウザには勝てた。

そして、連れてきた








ランス・スピア「覚悟!!
        「ウォーターミサイル」!!」


いきなり攻撃された!!


ライト「なっ!!」




本気だったらしい・・・


ストーン「「だいじしん」!!」

カッター「「こうてつのつばさ」!!」



・・・!?





そう。

もう知っているかもしれないが。


決して枠に囚われてなどいない者達がいる。





現実に存在しない、その者だけの「技」が・・・






一瞬でライト達はやられた。


不意を突かれた、というのがあっただろう。

だが、確実な実力の差もあった・・・



ライト「何でだ・・・!!」

フォイア「最初から、待ち伏せしてたのか!!」





スピア「やらせるわけには行かないからな・・・
    世界が滅ぶのは嫌だしな」




エコロ「さっきの技は・・・?」


ラウンド「あんなのがあるなんて・・・」


ピカマル「冗談じゃ・・・ねぇ」




ランス「分かるか?
    遺伝子とか、そんなのとか。
    そんな技じゃ戦っていけない・・・この先。
    だから、新たなる技を作り出したものがいるのさ。」



ライトは、ストリームを思い出してみた。



「バーサーク」・・・もしかして、あれも?





そして・・・このままではミュウツーを倒しにいけない。

ひたすら考えた。考えた。何も聞かず・・・。





ランス「なにかしようとしているのか?だが無駄だ。
    そんないきなりヒョイと使えるもんなら誰も苦労しない」





それは・・・当然だ。



だが。そんなことしなくても、対抗できる事もあった!!




ピカマル「・・・タイプチェンジ!!ウォーター!!」




ラウンド「・・・(集中)」




突如、何かが発動した!!






ランス「こ、これはっ!?」


スピア「まさか!!能力・・・!?」



能力。それは新たなる技を超えし力。






スピア「お、おい!!止めろ!!
    お前が」



ウィンド「俺!?(目立たない)
     しょうがない・・・!!相手が能力ならこっちも・・・」



その瞬間




ピカマル・ラウンド「隙あり!!」





ウィンド「なっ・・・」








圧倒的な実力差は





ランス「ウィンド!?」



ウィンド「こ、こうなったら・・・!!
     炎熱風・・・輪・・・」




ウィンドは何かをしようとしたが!!





ピカマル・ラウンド「遅い!!」





即座に攻撃を受けた!!





ライト「い、一体何が!?」




そういうライト自身も、さっき能力を使った。






能力を使える者・・・



それを、「S・A・F」と呼ぶ。



「スペシャル・アビリティ・ファイター」・・・能力者。