第23話 青と赤




桁。

違い。



ウィンド「(完全に気絶)」

何を使われたのかは知らないが。


対抗する手段を持たないものにとっては圧倒的な脅威。




それが・・・能力。

普通のポケモンはまず持たない力。


特殊なものだけが扱える力。


ある程度のことなら努力でどうにかなる。しかし。




能力は天性の物。

並大抵の努力では埋まらない実力の差。







スピア「でも、あれだけならそこまで脅威でもないか・・・?
    ランス。ウィンドをどっか運んどいてくれ。」


ランス「あ、ああ・・・」




ウィンド「う・・・うう・・・」

ランス「あ、気がついたか!?」






スピア「さて・・・能力が使える奴が多いようだな。
    こうなったら・・・俺が無理やりにでも止めてやる!!」



が





数分後



ライト「うわ。」


多勢に無勢(ぇ



ピカマル・フォイア・エコロ・ラウンド「・・・」



さすがにここまで行くと・・・







実は、相手がスピアだからといって、


能力を持っていたらしい者は総勢で能力を発動させた。


するとスピアは全てをモロに食らい、

見事にぶっ倒れたのだった(ぁ




スピア「んな・・・馬鹿な・・・」


誤算。


能力を使える者が多かった。


それに。



やはり、多勢に無勢


※いじめはやめましょう



スピア「・・・」



ライト「まぁ、これで邪魔する奴もいないし。」




スピア「まだ・・・まだだ・・・!!
    何も能力が使えるのがお前らだけだと思うな・・・!!」




ピカマル「負け惜しみか?」

フォイア「脅しか?」

エコロ「能力・・・?」

ラウンド「まぁ・・・ハッタリ?」



凄まじい言われようである。(ぁ



スピア「・・・(集中)」



ライト「本当に何かやる気だが・・・
    まぁこれだけいれば1対は無事に・・・!?

    なんだ・・・これ!?
    そんな・・・馬鹿な!?」



ピカマル「こ、これは・・・!!」

フォイア「まずい!!まずすぎる!!」

エコロ「これは一体・・・!?」

ラウンド「こ、これは・・・逃げないと!!」



ラウンドの言葉を最後に、全員倒れた。



スピア「はぁ・・・はぁ・・・
    なめるな・・・よ・・・」




その時スピアは信じられないものを見た。



スピア「ん・・・!?
    あ、あれは!!ミュウツー!?」






そう。

ミュウツー自体がここに来た!!



スピア「そ・・・そんな・・・
    これじゃああいつらを止めた意味がねぇ!!」



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