第28話 過ちを認めずに奴はこの世界を出て行った・・・ ライトは去った。この世界を。 だがあいつは。 自分のやった事を過ちとは見て無いだろう。 何しろ・・・ あいつのやった事は実は正しかった。 だがまだそれは分からないだろう。 炎の山は収まった。 だが、まだ1つ収まってない。 それは・・・ ライン「ちっ、避けたか・・・」 勃発している戦いがあった。 リュウエン「邪魔するな!! おい、全員で速攻で倒すぞ!! ジェット!!オース!!ミスト!!」 ジェット(ピジョット)「まぁがんばれ、リュウエン」 リュウエン「は!?」 ジェット「その程度の敵お前一人で十分だろう・・・ わざわざこのオレまで戦う必要は無いほど弱い」 リュウエン「・・・まぁ弱いが、ふざけるな!!」 ライン「弱・・・!?」 フレイラ「弱いって・・・!!」 オース(オオスバメ)「確かに弱いですが、 紳士ならば全力を尽くしましょう・・・」 アンバー「弱い弱いって・・・」 アース「この野郎が・・・」 ミスト(チルタリス)「はぁ・・・ でも確かに君たち弱いかも・・・悪いですけど」 シックス「(怒)」 エクレール「・・・そこまで言うなら」 リュウエン「ん?」 エクレール「地獄を見せてやる!! 受けろ・・・火焔の」 ???「時間停止!!」 エクレール「オーバー・・・(止まった)」 リュウエン「ん?何だ?いきなり止まったぞ?」 ???「全く・・・こいつら・・・ 噂には聞いてたがここまでとはな」 リュウエン「・・・まさか、この能力は? お前、あの噂の・・・クレランスのリーダー!?」 そこには5匹のポケモンが・・・ 救助隊・・・クレランス!! 最強の救助隊だと言われる事もある。 ・・・その能力は・・・最強の・・・ ???「そうだ。 ところで・・・お前らは相当やばかった。 こいつの炎をまともに食らったら大抵は一生立ち直れないぜ」 リュウエン「そこまでやばいのか。」 ???「そうだ。」 リュウエン「それだったら、礼を言わないとな。 ありがとよ・・・ クレランスのリーダー、タイム。」 時間を止める能力? そんな物があるとは、誰も予想しなかっただろう。 だがここで考えるべきことはそこじゃなかった。 何故 こいつらが? どういうことだ・・・? ・・・ホークアイとクレランスのメンバーは、広場へ行った。 現状はどうやら深刻らしい。 クレランスのリーダー、タイムは何かを知っているようだ・・・ 広場に来たタイムは。 ピカマル「あ、あれは・・・!!」 タイム(オーダイル)「おい!!ここにいる奴等に言う!!」 フォイア「な、何だ何だ。」 タイム「この一連の災害の原因を俺は知っている!!」 一気に、全員がそっちへ注意をそらした。 タイム「原因はだな・・・!!」 そしてその時から1年が過ぎた。 タイムの言った事は広場を混乱に陥れたほどのものだった。 それほど急を要する。 そんな内容があったのだ。 ・・・ ・・・・・・ ・・・・・・そして。 炎の山の異変はただの始まりに過ぎなかったかのように。 今ここに本当の旅は始まった。