第36話 ライトの親友=最悪の黒幕


黒幕の先に更なる黒幕がいるとも知らず・・・


ほぼ全員が黒幕はラインだと・・・




炎の山


????「う・・・うおおおお!!」


火口から何か物体が出てきた・・・





ウィンド「物体って何だ!!
     俺だ!!俺!!てめぇ誰だ!!」



どうやら凄まじく長い時間火口にいたのでカッとなっているようだ・・・


ウィンド「・・・ったく・・・1年間この中ですごし、
     俺はちょっとは暑さに強くなった気がするぜ。ん?」


ウィンドは急に、何かを感じ取った。



それは洞窟の方向だった・・・



洞窟


ウィンド「ここから何かが・・・」


洞窟内は死屍累々・・・地獄絵図という感じだった。




その時、ストーンが目覚めた。



ストーン「うっ・・・」

ウィンド「お、おい・・・どうした!?」




ストーン「ん?き、貴様・・・エクレールか!?」

ウィンド「は?」



ストーン「「プリズンロックス」!!」


ウィンド「げ、何でそんなボロボロで能力が・・・ぐああああああ!!」(直撃




広場


全員目が覚めて、何とか広場まで戻ってきたが・・・



あれから日付は10回変わっている。






ストーン「ウィンドだったか・・・何処にいた、お前?」

ウィンド「炎の山・・・」

ストーン「は?馬鹿か?俺らがこんなにやってるっつーのに」



ウィンド「黙れ。俺は色々といっぱいいっぱいだ。
     お前が望むならお前をこの大いなる大地に還してやってもいいがどうする?」



ストーン「げ・・・」



※ウィンドのキレた時の発言。




ウィンド「さぁ、どうする?消えるか、消えるか、消えるか、選びやがれ!!」





この2匹はとりあえず無視して・・・


ところでこの時、洞窟に向かっていたはずのリミテッドとカッターは・・・



リミテッド「お、終わってる!?」



確かに争いのあとはあるがもぬけの殻だった。







・・・3日間、全員が休んだ。


ライカイズ、そしてその後の戦いでボロボロになっていた・・・


ストーンはウィンドに経緯を話した。



ウィンド「な、何だって!?
     ランスとスピアが操られた!?」

ストーン「多分あれは操られている。」



広場


ピカマル「あの2匹、操られてあんな事を・・・」

フォイア「多分な。
     でもあの2匹は敵に回すと
     最悪の脅威だな・・・」

マモル「聞いた話によるとスピアは全力で戦った事が一度も無いらしいですよ」

フォイア「となると・・・まずくないか?」

ピカマル「操られているのなら、全力で来るかもな・・・」





その近く


リミテッド「(戻ってきた)あの心配は杞憂だね・・・」

カッター「全くだ。何しろスピアには、封印系能力がかけられているからな・・・」

リミテッド「そう、僕とカッターでかけたあの強力な封印が。
      そうでもしないとスピアは危険だよ」

カッター「近づいただけでほぼ即死だからな・・・」

リミテッド「でも場合によっては・・・」

カッター「解除するかもな。」


リミテッド「でもウィンドとランスのかけた封印もあるし、ストーンのかけた封印もある。
      3段封印は解除不能だよ・・・いくら、能力消去でもね」




で、話は広場に戻って



ピカマル「ところで黒幕のラインって奴はあのライトの親友だそうだ」

ラウンド「一体何回迷惑をかければ気が済むんでしょうか・・・」

エコロ「あれ?そういえば・・・
    洞窟に入る前から、ミズピンがいないんだけど」

タイム「あ、いねぇ」



他の4匹「え!?」


その時ミズピンがいた場所は



ミズピン「こっそり抜け出したけど・・・
     多分、ここであってるはずだ。
     使用された形跡がある・・・世界を常ぐゲートが」


ポケモンの世界と人間の世界の狭間の門が・・・







広場から少し離れた場所


ストーン「ここにいたか・・・」

リミテッド「あ、ストーン。ウィンドも・・・」

ウィンド「火口に落ちてたよ・・・1年間もな」

カッター「マジか・・・」



リミテッド「そういえば今封印の話をしたんだ。」

ストーン「スピアの封印か?
     あれは俺がステータスの封印をかけ、
     ウィンドとランスが能力の封印をかけ、
     リミテッドとカッターが雷の封印をかけた・・・」

ウィンド「3重封印をされていても並みの、いや・・・
     超エリート級の奴をも軽く凌駕するんだから怖いよな」

カッター「ん?ウィンド、お前だって特攻に限っては
     スピアも凌げるじゃねぇか」

ウィンド「あくまで1つ限りさ。炎の効かない相手には対抗できねぇ」

カッター「だがお前には「氷」がある・・・」

ウィンド「馬鹿言うな。1時間も集中しなきゃいけないあの能力、
     滅多に発動できないに決まってんだろ
     ・・・それにしてもスピアから言われて準備した「アレ」、
     スピアに使うかもしれないな・・・」









ランスとスピアは何処に行ったのか?