第47話 伝説再降臨 ライト「・・・でも 俺達より強い奴等ってたくさんいないか?」 ボルト「・・・そりゃ言えてるな」 まぁとりあえず 『救助依頼募集中』 とか書いた紙を連絡所のところに貼り付けてみるライトとボルト すっごいたくさん来たのだが(ぁ まだ救助隊で通るらしい(ぉ ライト「・・・多いな」 ボルト「そういえば強い救助隊も続々失踪してるって・・・」 ライト「あれ? おお・・・ファサンズのミズピンから依頼だ」 ボルト「・・・マジか。 あそこから依頼だって・・・?んな馬鹿な・・・ あの救助隊が・・・ねぇ・・・」 『どうか、仲間を探して欲しい』 筆跡もかなり崩れている。相当急いで書いた物らしい。 よく見ると他も似たり寄ったりである。 ルーアルマ、キズナ、グリーンズなど様々な救助隊の名が見受けられた。 全部、依頼する側で。 数十、いや数百もの依頼の文章に感じられるのは、 ・・・既に、懇願、とも取れる。 だけど2匹でこんなには・・・ 第一、1つでも救える可能性が低そうだ。 前、ブイズのメンバーを探した時も、それなりに時間がかかった。それが数百。 無理な話と思われた。が、そこに ?????「どうやら困っているみたいだな?」 ライト「だ、誰だ!?」 後ろに気配も感じさせずにいきなり立っていた。 それは・・・。 ボルト「・・・お前は・・・?」 ライト「お、お前は!?」 ?????「久しぶりだな・・・お前等・・・ 最近、大変な事になっているらしいからわざわざここまで足を運んだが、 どうやら事実みたいだな・・・」 ライト「レ・・・レジェンド!?」 レジェンド(エンペルト)「せっかくだから俺も救助活動手伝ってやる」 ライト「はあ・・・いいけど」 ボルト「何か援軍か?」 で、ライトとボルトはこの成り行きをレジェンドに説明してみた レジェンド「失踪事件か・・・面倒な・・・ だが、それなら手っ取り早く終わらせられそうだ」 ボルト「すんごい矛盾発言」 レジェンド「・・・こういうのはな、 しらみつぶしに探してけばいいんだ」 ライト「あのさあ、1つ言っていいか?」 レジェンド「何だ?」 ライト「しらみつぶしに探してたら多分数百年かかっても終わらんぞ?」 レジェンド「半径1キロ辺り1分で調べれば・・・」 ボルト「できるかっつーの」 レジェンド「・・・全く、わがままな奴だ」 ライト「お前だ」 レジェンド「じゃあ、今動ける奴を全員呼べばいい・・・ 失踪してるといっても他の救助隊が全員失踪してる訳じゃないだろう?」 ライト「えっと・・・8個は動けるらしいけど・・・」 レジェンド「呼べ。」 ライト「無理。それは救助隊協会に言え。」 レジェンド「あーもー分かったよ畜生!!」 ボルト「(いきなり現れて逆ギレとか最悪だろ・・・)」 ライト「(嘘だ・・・昔俺はこんな奴の代わりに連れてかれたのかよ!!)」 何かが心の中で確実に崩れて行った(ぁ