第５８話 地獄の・・・！！ スピア「さっさと広場へと・・・！！」 ライト「何処に・・・いるんだ・・・！？」 スピア「着いた・・・！！時間のかかりすぎだな」 フォルス「ん・・・？誰だ？」 スピア「そっちこそ誰だ。いきなり。 知らん奴に自己紹介してる暇なんて無い・・・」 ライザー「スピア！！」 スピア「ッ！？お前！！ そうか、お前等、リバースの奴等だな！？」 フォルス「こいつが・・・？ ライト達は無駄足なのか？」 スピア「・・・？ まあどういう事か知らないが・・・」 スピアは、暴走の中心へと目を向けた。 ランス「早くしないと・・・ でも封印一段解いただけじゃ・・・」 スピア「そうだな。 だが元々よく考えたら、このまま行ってたら一段階も解けなかった。 こいつがいてまだマシだ」 ライザー「・・・」 フリーズ「あいつは本当に一体何なんだ・・・？」 悪霊「分からんな・・・あいつらの知り合いなのか？」（最早名前に突っ込めない フォルス「・・・」 デッド「あいつがスピアか・・・ 確かに強い気はするが、果たして止められると言うのか？」 その頃 ライト「くっ、何処に・・・！！」 ボルト「よく考えたら、あいつらの事だから、もう広場に向かってるような・・・」 ボルテージ「・・・確かに。それ有り得るな。」 一方 リミテッド「こうなったら僕達だけで止めないと！！」 ストーン「なっ・・・！！」 カッター「そうだな。」 エッジ「どっちにしろそれ以外に道は無いだろう。」 ストーン「くっ・・・マジか。 こいつらは強いからいいが・・・俺はそんな強くないし・・・ 邪魔になるだけなんじゃ・・・？」 カッター「ストーン！！早くしろ！！」 ストーン「・・・駄目だ」 リミテッド「え・・・」 カッター「・・・？何言ってんだお前！！」 ストーン「あんなの止められるわけが無いだろ！！ どうしろって言うんだ！！無茶苦茶だろう！？ 止める事なんて・・・！！」 リミテッド「・・・！！」 エッジ「・・・確かにそうかもしれないが・・・ 何もやらないよりマシになるかもしれないだろ・・・」 ストーン「でも・・・！！少なくとも俺じゃマシにすらならねぇ！！ そんな気がする！！俺は邪魔かもしれない！！ 無理だ・・・絶対無理なんだ・・・！！」 カッター「・・・。」 リミテッド「？」 カッター「・・・んじゃねぇよ・・・」 エッジ「カッター・・・！？」 カッター「ビビッてんじゃねぇよ・・・！！」 広場 スピア「封印、解いてくれよ」 ライザー「・・・分かったけど、一段階でいいのかよ？ あいつらがいないと・・・」 スピア「問題ない。あんなのに負けると思ってるか？この俺が・・・ 暴走してる奴は逆に相手しやすいんだよ・・・分かるか？」 ライザー「だったら、いいや。」 音も無く封印が外れた。一段階だけ。 その封印が解かれた時・・・ スピア「・・・じゃあ、宴と行こうか！？ 「ファイナルワールド」！！」 スピアから突如とてつもないほどのエネルギーがあふれる！！ それは全てを・・・圧倒する！！ デッド「こ、これは・・・！！」 フォルス「凄まじい力だ・・・！！目を開けてもいられない！！」 悪霊「おいおいおいおい！！こっちまでまずいんじゃ・・・」 フリーズ「これも暴走系能力か！！」 フォルス「何！？」 フリーズ「能力によってエネルギーの質とかが違う・・・！！ これは暴走系能力のエネルギーだ！！しかも、 今まで見た中でも、話にならないぐらい強すぎる！！ これじゃあれが止まっても更にやばい事になるんじゃないのか！？」 そして・・・戦いが行われている、あの場所では・・・ ヤイバ「甘いな・・・お前は」 ゴウエン「く・・・貴様！！もう許さん・・・！！」 ヤイバ「もう許さん、だって？ 能力まで発動済みなのにそんな言葉普通出ないぜ。 本当に、終わりだ！！これで！！」 そして、数十秒後・・・！！ フォルス「まずいな・・・これは・・・！！」 フリーズ「お、おい！！何か飛んでくる！！」 フォルス「・・・何！？」 何と、広場の方に、何かが飛んできた！！ 悪霊「何だ何だ！？」 フリーズ「・・・嘘だろ？何で飛んで来るんだよ！？ むしろ吹き飛んで来た・・・！？」 フォルス「・・・？ って！！こいつは・・・！！」 数十秒前には、ゴウエンとの戦いで圧倒優勢、完全勝利間違いなしと考えていたヤイバ。 しかし、今は・・・ 遠く離れた所から、広場まで、一発で吹き飛ばされていた・・・！！ ゴウエン「調子に乗るな・・・！！雑魚風情が！！ 貴様等のような雑魚が最も頭に来る・・・！！」