番外編2 心の中にある悲しみ ・・・分かってくれないのは何でなんだ? 俺だって救いたいのに。 思えば、何処から始まったんだろう? 「俺が救ってやる」 「「仲間」を見捨てるほどの馬鹿じゃないからな。」 「かかってくるならかかって来い!!叩き潰してやる!!」 「俺は、道を切り開く」 あの日の・・・あの言葉・・・ 思いかえれば、あまりに未熟すぎた。 自分の強さにうぬぼれていたかもしれない。 自信を持ちすぎ、自滅した。 考えても・・・考えても・・・ どれだけ考えても・・・何も分からずに。 ・・・ボルト・・・ウイング・・・ヤイバ・・・ブレイカー・・・ すまない・・・みんな・・・謝っても・・・許してくれないだろうけど・・・ 俺はこの世界を去る・・・だから。 いくら恨んだって構わない。だけど・・・忘れないでくれ。・・・ ボルテージ・・・ お前は・・・ 信じてくれると俺が信じているから、お前だけでも信じてくれ、頼む・・・ ・・・強制はしないけれど・・・ 俺は、この世を照らすほどの力を持つ光・・・ そして、この世を救う事の出来る力を持つ伝説・・・ そして・・・ 他の者の迷いを切り裂く剣。 今は無理だけど・・・な。