ハルファス「若い頃?
      バイクで疾走しまくりさ、今だってな!
      免許? …え、何だそれ?」


スライサー「こんな大人(?)にはなるな、という見本か?」


そんな事はどうでもいい。


PAGE 16


大雨が降っていた。

雷が鳴り響いていた。

そんな日の事だった。


レジスト「う…うぅ…」

悪夢を見ていたレジスト。

例の如く、大量のアチャモに(省略)の夢である。


その恐怖にたまらなくなった彼は起きる事にした。


レジスト「悪夢を見る確率は約26%…やってられんな」

律儀に確率計算してみたり。



スライサー「どうした?」

レジスト「スライサー…悪夢は俺だって怖いさ」

スライサー「あー…成程な」



レジスト「……何か暇を潰せるものって無いか」

スライサー「トランプならあるが?」


スライサーはトランプ一式を取り出した。


レジスト「…何でそんな物持ってるんだ」

スライサー「お前がこの前粉砕した奴とかが妙にポーカー好きでな…
      むしろ何故か半数以上がやってる…」



そういえばあった。

ポーカーやっている連中、いた。



レジスト「…まあいい、暇は潰せそうだ」







スライサー「ストレートフラッシュ!」

レジスト「(…哀れな)ロイヤルストレートフラッシュだ」


スライサー「……何故だ…!」

頭を抱えて悶えるスライサー。




と、その時、一際大きい雷の音が響いた。



レジスト「…今のは大きかったな…あまり近くじゃないはずだが」

スライサー「まあ…雷当たった程度じゃ死なんだろ。」

レジスト「普通死ぬがな…ポケモン恐るべし」






雷の落ちた場所を見てみましょう



コーラス・ハルファス「「いい度胸だ、ぶっ潰…」」

そこに雷が落ちた。

コーラス「(直撃)ぐわああああああああああああああああああ!(絶叫)」

こうかは ばつぐんだ!


ハルファス「(回避)おっと危ねぇ…」


ミーティア「…よく回避できたものね」

ハルファス「これぐらいお手の物だぜ?」


コーラス「……ふざけんな…」





さて、戻って…


スライサー「…ところで、何か…おかしいな」

レジスト「…お前も、気付いてたか…」


スライサー「ああ…何か、感じる…」



何か…?