スライサー「突然だが」

ブレイダー「ん? どうしたんだ?」


スライサー「こっちの方がポケダン小説2〜5部よりよほどポケダンらしいと思うんだが」

ブレイダー「ああ…それは否定出来ないよな。
      こっちは「ポケダン?」であっちは「ポケ…ダ…ン…?」みたいな差があるな」

スライサー「なお、ここでお知らせだが」

ブレイダー「小説内でお知らせとかもう色々おかしいと思うんだが…」

スライサー「こっちはネタ塗れだからいいんだよ…割り切った。
      次回からはGF本編と同じ書き方になる気がする」

ブレイダー「気がする!?」



PAGE 18


ダンジョンの不思議構造について。

スライサー「誰か一体でも階段を下りればみんな降りている。
      この訳の分からない構造を解明したいと思うんだが」

ブレイダー「そんな事が出来るとでも思ってるのかよ?
      分からないから不思議なんだろ?」

セレスタ「天井に張り付いていれば降りないのではないですか?」

ブレイダー「あー…」

スライサー「残念だが検証済みだ」

ブレイダー「したのかよ!」



その時の事


レジスト「天井に張り付く事に成功した。
     手足が天井に埋まっている」

スライサー「さて、階段を降りてみるか」



レジスト「また会ったな」

スライサー「そうだな」




レジスト「と言う訳で、関係無かった。
     まあ、壁に埋まっていてもいつの間にか降りているぐらいだから
     わざわざ検証するまでもなかったな」

ゼクティス「会話の中身に突っ込みたい」



スライサー「と言う訳でこれは解決できない。
      次に、何故入るたびに構造が変わっているか、だが…
      これは俺とレジストで仮説を立ててみた。
      正しいと思った方を選んでくれ」

ブレイダー「仮説なんて立てれたのか…」


スライサーの仮説:誰かがダンジョンから出て、次に入る誰かが来る前に
         中の面々が壁を掘ったり埋めたりして構造を変えている

レジストの仮説:不思議なダンジョンは壁や中にいる敵まで
        全て特殊な粒子で出来ており、
        それが構築→分解→再構築を繰り返して変化し続けている」



ブレイダー「この二つから正しいと思う方を選べって、相当苦しいんだが」


レジスト「やはりスライサーの「模様替え理論」には無理があったか」

スライサー「お前の「不思議粒子理論」も無理があるはずだが」


ブレイダー「どっちも無理とかそれ以前の問題だろうが!
      本当にお前ら頭いいのか!?
      最近になってお前ら頭悪いような気がしてきたぞ!?」


レジスト「失礼ながらお前は馬鹿だ」

ブレイダー「それ「馬鹿って言った方が馬鹿なんだぞー」って事か!?」



スライサー「こうなれば最後の手段、変化する瞬間を見るまでダンジョンに居座る」





ブレイダー「で、近場のダンジョンに居座って数日ほど経過したが、
      変化する兆しが見れないぞ。なあ、スライサー、レジスト…」


「……」


ブレイダー「お、おい…」


「……」


ブレイダー「おーい…」


「……」


ブレイダー「……」


「……」


「……」


「……」


「……」


fin