「俺の名はスライサー。 素早い流れによりセレスタ、ゼクティスの二体と共に探検隊をする事になった。 調査は長くかかりそうだから、足がかりは必要だろう。それに、やる事が一致しやすそうだ。 だが…探検隊って「やります」「そうですか」というテンションでいいのか? ゲームではギルドがあってそこで主人公とパートナーが弟子入りして云々…(省略) 長くなってしまったな。本題へ移ろう」 PAGE 4 セレステラ…「セレスティア」をちょっと変えただけ スライサー「どうだ…?」 セレスタ「うん。決定です♪」 スライサー「(軽く決まったな)」 ゼクティス「よっしゃあ、じゃあ今日は休もうぜ」 セレスタ「じゃあそうしましょう。」 スライサー「?」 ゼクティス「まあ一日待て」 翌日、遺跡付近 スピア「スライサーが大丈夫かちょっと見に行こうぜ。 何か面白い事になりそうだ」 エリアス「行く行く!」 ウィンド「なあ…場所分かるのか? っていうかボルトは来なかったのか?」 スピア「ボルトは国務で忙しい」 ウィンド「ああ…そう…」 エリアス「ところで、何所にいるの?」 ウィンド「だからそれが問題なんだって」 スピア「ま、虱潰しに探せばいつか見つかる。 寿命なんてこっちには無いからな」 ウィンド「あっちが寿命迎えたらどうすんだよ」 スピア「…そうだった」 ウィンド「お前の基準が世界の基準だと思うな!」 一方… スライサー「…何だその小包は」 セレスタ「探検隊始めると渡されるらしいです」 スライサー「(何で分かるんだ…探検隊始めたって…)」 ※突っ込んではいけません スライサー「で、中身は?」 セレスタ「えっと…紙一枚と…変な丸い物に羽がついた何かと、箱です」 アバウト。 スライサー「(適当だな…)」 セレスタ「それだけですね」 スライサー「お前はこれの価値が分かるのか? 少なくともただの紙と変な物と箱じゃあないと思うが…」 セレスタ「え、モクモクしてる紙ですよね?」 スライサー「モクモクって…お前…」 天然なのか、単に馬鹿なのか、あるいはその両方なのか…… スライサー「ところで…あいつは…」 セレスタ「ゼクティスならまだ眠ってます」 ゼクティス「え、もう朝か…? 後3時間寝かせてくれ…(※寝言)」 スライサー「……(こいつら本当に大丈夫なのか…?)」 セレスタ「じゃあ…とりあえず探検行きますか?」 スライサー「何所にだ…?」 セレスタ「それは勢い任せです」 スライサー「…おい」 しかしスライサーは内心焦っていた。 スライサー「(だが…探検隊は一体何をするのか、俺もよく分からない…!)」