第3話 探検隊リジェクト始動!! ディル「探検隊、か。なるほど・・・ で、なんだそれ?」 調子はずれのディル。 ソフィー「えっと・・・探検する」 ディル「面倒だから説明略しただろお前・・・ 詳しく説明してくれよ」 ソフィー「わたしは、探検隊やりたかったんだけど・・・ たった1体で「隊」ってのもどうかな、って思ってて」 ディル「そりゃまた・・・1体じゃ「探検家」だな。 ・・・って、そんな理由なのか?」 ソフィー「探検家? そうすればよかったんだね」 ディル「おい・・・」 ソフィー「でも心細いし。ピンチの時に出来る事が、 走馬灯を駆け巡らすだけになるからね」 ディル「冷静にそうできりゃ別の意味でたいしたもんだ・・・ まあ確かにそれは言えてるな。」 ソフィー「じゃあ、一緒にやってくれる?」 ディル「・・・まあ、別にいいか。 やってるうちに何か手がかりが見つかるかもしれないしな・・・」 ソフィー「うん。近道でしょ?」 ディル「教えてもらうまでも無かった」 どっちにしろ選択は一本道だったらしい。 ディル「で、どうすればいいんだ?」 ソフィー「とりあえずプクリンのギルドに行こう。 そうしないとどうしようもないから」 ディル「プクリンの・・・ギルド? へえ、ギルドなんてあるんだな」 ソフィー「うん。詳しく説明すると・・・ わたしも分からない」 ディル「そうか。まあ、ギルドなんだろう。」 重要なところなのに。 プクリンのギルド前 ディル「閉まってるぞ・・・」 ソフィー「きっと休みなんだね。」 全然違う。この2体の会話は突っ込み所が多い。 ディル「なるほど。定休日があるんだな? 何曜日と何曜日だ?」 ソフィー「分からないよ。 でもこの前も閉まってたような・・・」 ディル「もしかして潰れてるんじゃないのか?」 ソフィー「そうかも。」 ディル「もし本当にそうだったらどうするかな」 そして勝手な憶測が飛び交う・・・ ・・・さて、ギルドの前には何かの穴のようなものがあったのだが・・・ そこにディルが乗った ディル「ん、何だこれは? 落とし穴にしちゃ粗末だな」 ????「ポケモン発見!!ポケモン発見!!」 ????B「誰の足跡? 誰の足跡?」 ディル「しかし・・・もしかしたら、旅行でどっか行ってるんじゃないのか?」 ソフィー「うーん・・・」 気付かなかった。そして勝手な推測はしばらく続くのだった