トランス・4 苦しみの雨 その日は雨が降っていた フィフス「・・・何で俺はこんな所に居るんだろうな・・・」 フィフスは考えていた。 ただ、生きる希望をなくした中、何もすることが無かったから、か・・・ 俺は1人だ。 フィフス「こんなに苦しい気持ちになったのも初めてだな・・・ 一体、何なんだろうか・・・」 一方 ウィンド「スピア・・・何でついてくんだよ・・・こいつらと」 スピア「傷」 ウィンド「傷!?」 スピア「どう見てもあいつら傷あるぜ・・・俺等と同じ」 ウィンド「あー・・・ あの野郎色んな奴にやたらめったら付けてるのか」 スピア「報告するのか?あいつらに・・・」 ウィンド「ああ、するさ。 だがついて行く事になっちまったからしばらく絶対不可能だ!!」 次の日 フィフス「はぁ・・・街とか無いな・・・」 アーク「このもうちょっと北のほうに一応あるけどな」 ウィンド「・・・どうするよ」 スピア「郷に入っては郷に従え・・・」 ウィンド「そう来たか・・・ あの馬鹿また現れるかもしれないな」 スピア「その場合、俺が奴を遠慮なく潰すからいいぜ」 少し戦慄を覚えた。 スピア「ま、人間が天使に逆らえるかって言われりゃ・・・ 俺はYESって答えるさ。何故なら、 普通には強くとも、俺にとっては雑魚だからさ」 その後、また雨が・・・ フィフス「雨が降るたび思い出す・・・ あいつの死んだ事・・・」 フィフスは少し涙を流した。 アーク「・・・大切な奴の事でも思い出してるのか?」 フィフス「ん・・・まぁな・・・ 色々とあってね・・・」 何だかんだで街には着いた・・・ フィフス「うっ!?」 アーク「頭が・・・痛ッ!?」 何とそこで急に全員に頭痛が・・・!! ウィンド「くっ・・・まさかあいつが何か仕掛けたか・・・?」 スピア「そうっぽいな。傷と関係があるかもな」 フィフス「うぐぐ・・・お前も頭痛が・・・!? って、何ともないのか・・・!?」 スピア「全然。こんなの石投げられたぐらいだろ。」 ウィンド「こいつ大抵の痛みは意味持たないから・・・」 何とか頭痛のする中(1人は余裕だが)街の宿に向かった・・・ いつまで経っても頭痛はやまない・・・ ????「さぁ・・・始めるか」 スピア「やはりお前か!!」 ????「ん!?スピア・・・気づいたか」 スピア「何をしようとしている?お前は・・・ 正直に言え。何をしている!!」 ????「誰が言うか・・・ 知られたらまずいんだよ。」 スピア「ほざくな!!」 スピアは何処かから何とナイフを取り出した!! そして謎の天使を斬り付ける・・・!! ????「くっ!?」 スピア「どうしようもない奴だな、お前・・・何の目的だ!! 言わなかったら次は・・・!!」 言わなくても分かる。躊躇わずに刺すだろう。 ????「ここは一旦引くか・・・ だが、お前達はこの傷からもう逃げられない!!」 去っていった後、スピアは自分の手を見た。 一瞬、黄色く・・・ 何か、人間の手ではない何かの手に見えた。 スピア「まずいな・・・ 確実に何か起きている・・・」 もう一度見たときにはちゃんとした人間の手だった。 スピア「どうしたもんかねぇ・・・。」 スピアは何故か薄い笑みを浮かべていた。 上等だ、と言うかのように・・・ スピア「運命ぐらいいくらでも捻じ曲げてやるさ」 ・・・その頃 フィフス「頭痛・・・治まったな」 アーク「そっちもか・・・俺もだ」 ????「まぁいい・・・このまま終わることはない・・・ 準備は整っているからな・・・」 後書きコーナー(ぇ 今回から後書きコーナーが(不定期で)始まります(ぁ 石は投げないで(ぁ この小説は、人がポケモンになっちゃうような小説です。 対象年齢?10歳以上?(ぁ で、普通にファンタジーな感じにすればいい所を 実はレイダーズと関連付けてしまっています(序盤は 謎の天使・・・って。 ポケモンにそんなの関係あるのか・・・って。 だってあいつは・・・ まぁとりあえずあいつのせいでフィフス達は・・・。 スピアはもう全て見通してしまってますが。 フィフス、アークに言おうとはしません。 で・・・ウィンド? あいつは・・・何しろ馬鹿だから。自分も馬鹿だから。(ぁ ついでに 謎の天使と言うのは、 レイダーズのメインキャラであるあの・・・