第二十七話 スリーライン

無限の時を超えた青年がいた。

その青年は、最強だった。

本気を出した時・・・

地は裂け、空を斬り、宇宙は消え、世界は滅びるであろう。

そして・・・最後の大魔王が現れるであろう。

最後の大魔王が現れたならば・・・

もはや、手立てはない。

もし、世界が元に戻っても、すぐに消えるだろう。

昔、その青年はこう呼ばれていた。

『世界最強の勇者、滅びを救う聖なる精霊』


バスターライン付近

マリオ「ちくしょー!!なんでこうなるんだ!!」
ロイ「我慢我慢」

ヴェイグ「後100kmの辛抱だ・・・
      1日で十分だろう・・・」

リッド「長ッ!!」

リンクの事、ほぼ忘れられてます。


バスターライン

スピード「1億年間、俺は世界を見てきた・・・
      色んなことがあった・・・」

ファイア「俺はお前の協力受けて時空超えてきただけだがな。」

スピード「ああ・・・
      『滅びを救う聖なる精霊』・・・
      俺がそう言われるようになったのは
      1億年以上前だったがな・・・
      昔、11の精霊がいた。
      火 雷 水 風
      時 力 防 地
      死 魔 氷だ。
      そして、大魔王が現れた。
      精霊は勝てなかった。11対1で。
      その時俺は・・・その状況を見て、まずいと思った。
      それだけだ。
      そして、指1本で叩き潰した。大魔王を。」

ファイア「今聴いても新しい。」

スピード「・・・古物・・・
      俺達が旅に出たのは・・・
      5000年前・・・
      俺は昔記憶を失った。
      5003年前だ。
      お前と、ビートと、メガの3人が見つけた。」

ファイア「びびった。あの時。」

スピード「その時同時に俺は天使の力を失った。
      そして適当にすごして・・・
      あの洞窟・・・山の洞窟を見つけて・・・
      そしてそこから別世界へ行った。
      段々力を取り戻していった。
      しかし俺は気づかなかった・・・」


バスターライン付近

マリオ「つかれた・・・」
ロイ「後80kmか・・・」

全員にため息が出る。

リュウ「こんな時は古い話でもしよう。
    えー、マイクのテスト中、
    ・・・昔、11の精霊がいて、
    そいつらが魔王に負けました。
    その時一人の天使が
    一撃で魔王をつぶしました。
    それからその天使は聖なる精霊と言われるようになりました。
    ・・・その天使は、エレメンタル・ソードという
    とんでもない特技がつかえるらしい。
    そいつしか使えないらしい。」

マリオ「よくそんなん知ってんなァ。」
リュウ「へへっ。」

マリオ「エレメンタル・ソードか・・・」

リュウ「すごそうだよな。
    エレメンタル・ソ・・・
    エレメンタル・ソード?」

???「そうだ・・・」

チェスター「誰だ!?」

???「アルスという奴だ。」

マリオ「お久。」

アルス「いえいえ、こちらこそ・・・って
     おい・・・」

リュウ「んで?」

アルス「えー、ここで1つ問題です。
     俺は、何という特技で潰されたでしょう?」

リュウ「エレメンタル・ソード・・・(声が震えている)」

アルス「んじゃあ・・・それをやった奴は・・・」

リュウ「・・・それをやった奴は・・・まさか・・・」

リッド「・・・」

アルス「そうだ。」

リュウ「やった奴は・・・まさか・・・まさか・・・
    聖なる精霊か・・・?
    聖なる精霊って言うのは・・・
    スピード・エレメンタルの事か・・・?」

チェスター「え?そんなん聞いたことねぇぞ!!」
ヴェイグ「初耳だ・・・」
クリフ「ちょっと俺も聞いたことねぇなあ・・・」
ジャンゴ「俺も・・・」

アルス「そりゃそうだ。
     知ってるはずがない。
     あいつは・・・あいつ自体の仲間にしか
     それを話さない。」

ヴェイグ「なるほどな・・・」

マリオ「待て。
    何故隠す必要がある?
    なんかまずい事でもあるのか?」

ヴェイグ「・・・」

???「その理由は・・・
     魔王に知られないため・・・」

マリオ「!?」

???「失礼。突然出てきて。
     俺はロイドという人間だ・・・」

マリオ「人間だっていわなくても分かる。」

リュウ「俺はわからなかった。」

マリオ「リュウって以外と失礼な奴だな。」

リュウ「だって、あいつ飛んでるし・・・
    背中に翼ついてない?
    なんか光っている・・・翼みたいな。」

カービィ「あ、本当だ。」

その他「えええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」

ゲームウォッチ「一体誰だ?」

ティーダ「光ってるな。」

チョコボ「クエェェェェェェ!?」(びっくりしすぎ)

ロイド「(驚かせちまった・・・いきなり・・・)
    気にするな!!」

マリオ一行「気になるだろ!!(クエ!!)」

誰だ!?こいつ!!

続く 下には次回予告

次回予告

ロイド「気にしてても始まらないんだぜ?」
リュウ「・・・その翼、引っこ抜くぞ?」

次回 第二十八話 ロイド
お楽しみに