今、分かったんだ。

世界は、全てつながっている。

第三十話 海の危険 後編

甲板

リュウ「たこ!?」

そこには、大きなたこが。

マリオ「一体これは・・・?」

アルス「ダゴンというモンスターだ。
     かなり強いぞ。油断するなよ・・・」

リュウ「・・・たこ・・・か。
    食うか!!」

リッド「食うの!?」

ガブリ

ティーダ「・・・(汗)」

リュウ「うーわ、不味いな!!
    こりゃ商品にゃならんな!!
    ・・・没!!」

マリオ「うわ、ヒド・・・・」

ロイド「出会って最初にする事は、食べる事か?」

ロイ「(商品って言ってたよな・・・)(汗)」

エメット「どの道食料にはなんねぇよ。
     ・・・ツイスター!!」

竜巻がダゴンを切り刻む!!

マリオ「すげぇ・・・」

リッド「負けてらんないな!!
    極光剣!!」

ティーダ「んじゃ、チャージ&アサルト!!」

アルス「グランドクロス」

ティーダ「そうだ!!
      おい、アルス。
      ぶつぶつ・・・」

アルス「名案だ・・・」

ティーダ・アルス「チャージ&クロス!!」

十字に切り裂く!!

ゲームウォッチ「まだだめか!?」

ロイ「しかたない!!
   あれでいく!!」

ロイ・ゲームウォッチ「必殺!!
             ジャッジメントエクスプロージョン!!」

そして、炎が吹き荒れた!!

マリオ「!!やった!!」

ロイ「ああ・・・倒した。」

ゲームウォッチ「在り来たりだけどね。」

リュウ「在り来たりじゃないな。
    ・・・巨大化した。」

その他「なんですと!?」

リュウ「見てみろよ・・・」

リュウが指差した先に、100倍の大きさのダゴンが!!

ロイ「在り来たりじゃね――――!!」

リュウ「・・・真空神風!!」

外れた。

チェスター「馬鹿か!!」

その時、ダゴンが何かを吐いた。

・・・巨大な、炎の弾だった。

リュウ「何ィ!?」

クリフ「避け切れないぞ!!」

ヴェイグ「どいてやがれェ!!
      奥義・絶竜斬!!」

ヴェイグが炎の弾を弾いた!!

リュウ「また来た!!」

もう5発・・・

ヴェイグ「畜生!!」

マリオ「だめだ!!逃げよう!!」

マリオ達は船を発進させた。

しかしダゴンは追ってくる!!

そして炎の弾を10連射した!!

ロイ「だめだ!!逃げ切れな・・・」

リュウ「うおらァァァァァァ!!」

リュウがダゴンの所へ突っ込んだ!!

アルス「一つの・・・」

リュウ「大空断撃!!」

アルス「犠牲で・・・」

ロイ「戻れ!!」

アルス「他が・・・」

ジャンゴ「無茶だ!!」

アルス「助かる・・・」

ロイド「友達になれたばかりだろォ!!」

アルス「ならば・・・」

クラウド「間に合わない。犠牲が出る・・・」

アルス「平気で・・・」

カービィ「駄目だ―――――!!」

アルス「命を・・・」

カービィ「なんでこんな事を・・・」

アルス「投げ出す・・・」

マリオ「リュウ!!リンクの二の舞か!?」

アルス「・・・それが真実」

マリオ「戻って来い―――――!!」

アルス「もう、戻ってこない
     一つの儚い命」

ヴェイグ「・・・聞こえる」

リュウ「俺一人で・・・
    犠牲は十分だ・・・・・・!!」

一つの犠牲で

他が助かる

ならば平気で

命を投げ出す

それが真実

もう、戻ってこない

一つの儚い命


ズド――――ン!!

そして、消える・・・

続く

次回予告

スピード「一人・・・減っている」

マリオ「死んだよ、あいつなら」

悲しみの渦・・・

巻き込まれずに、行こう

ヴェイグ「あのモンスターはデミーラの手先・・・
      ・・・敵討ちだ。この場にいる全員で行こう」

次回 第三十一話 スピード再び
お楽しみに