残り 15話!!

第八十七話 リュウの過去

※ ここから先しばらくマリオの出番があまり無いです。
  代わりに、リュウ、リッド、ティーダ、ヴェイグはかなり出ます。


マリオ「ふあ〜あ。爽やかな朝だ。
    何にも捕われず生きれるってすばらC。」

リンク「そうだな。もう何も無いしな。」


一方その頃


リュウ「ここは・・・」


そこには何かがあった。

たくさんの子供が並んでいた。

その近くにはその親らしき者も・・・

そして、奥の机に柄の悪い男が座っていた・・・。


男「さあ、早くしろ!!」

柄の悪い男が更に1人現れ、子供を突き飛ばす。

子供は・・・せいぜい2、3歳ぐらいである。

本来なら・・・周囲から殴りかかるものが現れてもおかしくない。

ところが。

子供の親「・・・(知らん振り)」


何も起きない。何故か。それは・・・



その頃。

リッド「ん?何でこんな所に?」

ティーダ「さぁ。ここは・・・」


ヴェイグ「お前等もいると思った・・・」

ティーダ「?・・・
     ん?あれは・・・子供?たくさん並んでるな。」

ヴェイグ「な・・・2歳程度の子供を大人が突き飛ばしたぞ・・・
     おまけに周りも何も言わないし・・・」

リッド「あ、リュウ・・・」

ティーダ「本当だ・・・」



リュウ「これって・・・まさか・・・あの・・・
    ・・・うわあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


男「・・・1/34548・・・最下層区・・・」

子供「嫌だよ・・・お父さん!!お母さん!!」

男「黙れ!!その程度の数値の分際で!!
  貴様等など親と一緒にいる資格は無い!!
  ・・・次。」

???「・・・」

男「・・・1/8192。下層区・・・」


???「・・・はい。」


リッド「一体何なんだ?数値とか・・・最下層区とか・・・」

ティーダ「さぁ・・・
     ・・・!!」

ヴェイグ「どうした?」



リュウ「こんな・・・事って・・・あるかよ・・・
    潜在能力・・・D・・・それが・・・何だって・・・
    ・・・言うんだよ!!」


リッド「うわ!!斬りかかったz」


?????「そこまでだ。」


リュウ「何?」


ズドッ!!


リュウ「な・・・お、お前は・・・
    エ・・・リュ・・・(バタッ)」


?????「・・・」


リッド「こらちょっとまて!!」

ティーダ「よくも!!」

?????「・・・何者だ?
      貴様等に用は無い・・・去れ。」

リッド「ふざけるな!!」


リュウ「待った!!手を出すんじゃない!!」

リッド「!?」

リュウ「・・・行こう。」


カタッ・・・カタッ・・・カタッ・・・


リッド「・・・?」



ティーダ「前、あいつが話したんだよ。
     あいつの住んでたところは・・・
     潜在能力によっては・・・いや、
     むしろ・・・大半が親と引き離されるんだってよ。」