第九十話 伝説、蘇る

マリオの家

マリオ「暇。」

リンク「じゃあどっかいったらどうだ。」


マリオ「・・・さて、開始早々家から閉め出されてしまった。
    どうしたものか・・・そうだ、車に乗ってドライブしよう。
    空のドライブって気持ちいいし。」

で、マリオは車に乗って出かけた。しかし。


マリオ「ふう・・・楽しいなあ・・・ん?
    あれは・・・天使か?・・・光学迷彩しとくか・・・」


マリオよ、何故そんな装置をつけているのだ。


天使A「スピード様はどこにいるのだ・・・?」

天使B「知らん。」

天使A「いや、もうちょっと粘れよ。」

天使B「知らんったら知らん。そこにいる奴にでも聞け。」


マリオ「ぎゃああ!!見つかってるし!!光学迷彩したのに!!」


天使A「おい、何か知らないか?

マリオ「−−−−−−−(気絶)」


天使B「気絶してるし。」

天使A「まあ、普通の人間だから、驚いても」


スピード「おい、一体何やってる?」

天使A「おお!!噂をすれば」

スピード「噂?・・・ん?そこにいるのは・・・マリオ・・・
     こいつの車、空飛べるのか。すごいなオイ。俺も欲しい・・・」



マリオ「−−−−−−−はっ!!気絶してた・・・って。
    ぎゃああああああ!!スピードォォォォォォォォ!?
    ・・・家へエスケープ!!」


スピード「あ、コラ待て逃げるな、その車どうやって作ったんだちょっと
     教えてくれたっていいじゃないかオイ、頼む、教えてくれ」



マリオの家


マリオ「追っかけてくるなよ!!」

スピード「だからその車の作り方を」

マリオ「・・・俺の弟のルイージにでも聞いてくれ。」

スピード「そいつに聞けば・・・よし、行く。」



マリオ「はあ・・・天使に車は不要だと思うがな・・・」



その頃、リュウ達は




リュウ「この石版は・・・?」

ヴェイグ「知らん。」

リュウ「いや、もうちょっと粘れよ。」

ヴェイグ「知らんったら知らん。リッドにでも聞け。」

リッド「ていうかどこからそんな石版が?」


リュウ・ティーダ・ヴェイグ「さぁ」


リッド「渡る世間は馬鹿ばかり!!」


リュウ「えっと・・・『伝説の勇者がこの世界に光臨するとき、
    世界の闇は吹き飛び、大いなる光が世界を差すであろう。』だと」

リッド「何故読めるんだ?」

リュウ「これだよ・・・これ。
    『初心者でも簡単 古代文字解読』 800S。」


・・・・・・


リュウ「続きは・・・『この石版に光の力を注ぎ込めば、封印された伝説の
    勇者は蘇るであろう・・・』か。光の力?・・・」

ティーダ「光・・・」

リッド「光・・・」


ヴェイグ「天使。誰か天使をつれて来い。」





その頃マリオは


マリオ「ぎゃああああ!!見つかったああああああ!!」

スピード「だから教えt」

マリオ「うわあああああああ・・・」





リュウ「光・・・」

ヴェイグ「・・・何か来たぞ・・・あれは・・・まさか・・・」

リッド「車!?」



マリオ「あああああああああああああああ
    ああああああああああああああああ
    あああああああああああああああああ!!」


スピード「m」


リュウ「マリオォォォォ!?お前だけだ今の状況を分かってくれてるのは!!」

マリオ「ハ?」



スピード「・・・(運悪いなあ・・・)」


リュウ「じゃあ、ズビッと。」

スピード「分かった分かった・・・ハッ!!」



バシュッ



ピカッ






マリオ「・・・ん?なんだ?なにもおこらn」


????「ん・・・ん〜・・・」




リッド「?」



????「あれ・・・?ここ、何処・・・?
     私、一体何をしてたの・・・?」



マリオ「まさか、」

リッド「この女が」

ティーダ「伝説の」

ヴェイグ「勇者?」


????「え?あなた達・・・誰?」



スピード「どこかで見たことがあるような・・・いや、そんなはずは・・・」


リュウ「・・・伝説の勇者?ん・・・どこかでそんな話が・・・
    あ、何か飛んできた。黒い・・・翼?まさか」



エメット「何処だ・・・!!」


リッド「!!深刻な顔してIQ1が飛んできた!!」

エメット「誰がIQ1だ!!
     ・・・やっぱりな。」


リュウ「何がだよ。」

リッド「まさか俺がそういうことが?」


エメット「それは思いっきり想定外だったが。
     そいつだよ、そいつ。」


マリオ「この女?」


エメット「・・・そいつと話をさせてくれ。」




スピード「あいつ、どうしたんだ・・・?」

ティーダ「とりあえず・・・何かワケあり?」




エメット「何でお前がここに?」

????「えっと・・・封印されてて・・・」

エメット「いや聞いてるのはその訳だけどな」

????「お昼寝してたら・・・」

エメット「オイ。」



マリオ「親しい人物かよ?」



エメット「・・・性格変わってないな。
     まあいいや。おい、みんな!!こいつはな・・・」

続く