第九十一話 伝説、消える エメット「こいつはな・・・」 マリオ「・・・」 エメット「馬鹿。」 ・・・・・・ マリオ達「それだけええええええええええ!?」 エメット「嘘だ。冗談だ。真に受けるな。 こいつはな・・・」 マリオ達「なんだとおおおおおおおおおお!?」 エメット「いや、まだ何も言ってないけど。 こいつはな・・・ 単純明快、猪突猛進、魑魅魍魎なレイダー・エレメンタルだ。」 マリオ達「単純明快、猪突猛進、魑魅魍魎!?」 エメット「驚く所が圧倒的に違うよな」 レイダー「・・・エメット、この人たち誰?」 エメット「世界一の馬鹿軍団。もとい・・・ 最強の戦闘集団だ。」 レイダー「最強の戦闘集団・・・」 ???????「ふふふふふふふふ・・・ 遂に見つけたぞ・・・マリオ・・・」 マリオ「!!誰だ!?」 ???????「忘れたとは言わせないぞ・・・ この・・・マスターハンドを!!」 衝撃が走る。 マリオ「な、何だと!? お前は第三話で死んだはず・・・」 マスターハンド「いや勝手に殺すな。 とにかく・・・クラッシャーの消えた今、 我こそが世界の覇者となる・・・」 リッド「世界の覇者!?」 ティーダ「そんな事できるはずが・・・」 マスターハンド「ふふふ・・・そのためには貴様らのエネルギーを 取らねばならん・・・彼の地でな」 リュウ「誰が行くか!!」 マスターハンド「貴様らは来なければならない・・・ 貴様らの仲間はすでに全員捕らえてある・・・ アレキと言う奴は無理だったがな・・・」 マリオ「捕らえただと!?」 エメット「この畜生が・・・」 マスターハンド「では待っているぞ。 彼の地・・・『終点』でな!!」 マリオ「・・・行ってやるよ。 そして仲間を取り返し、お前を倒す!!」 マスターハンド「ふふふ・・・そう簡単に行くかな・・・」 マスターハンドは消えた。 マリオ「・・・」 リュウ「終点・・・?どこだそこは・・・?」 マリオ「仮想世界の終わり・・・ この世界と現実世界の境目だ」 エメット「へぇ・・・どうやら行った事があるらしいな?」 マリオ「『スマブラ』って知ってるか?」 リッド「ロイから聞いた事はある」 マリオ「その、最終地点だ。終点ってのはな」 決戦は近い。