第九十四話 死


合計4人もの援軍!!

もはや、マスターハンドになす術は無いと思われたその時!!


ライト「勝てると思うのか?」

マスターハンド「ふふふふふふ・・・
        4人もいきなり増えるとは・・・
        しかし。その程度で・・・」


その瞬間、何かがマリオ達を束縛した!!


マリオ「!?」

リンク「な、なんだこれは!?」


ロイド「捕まった?」

ブラスト「まずい・・・動けない」



マスターハンド「さて・・・貴様ら・・・全員無に還r」


?????「・・・せめてもの慈悲」

マスターハンド「・・・!?
        あ、あなた様は・・・」




?????「お前らか・・・さんざん邪魔してくれたのは・・・
      クラッシャーや十人衆を使い、世界征服をしようとした所に・・・」


マリオ「だ、誰だ!!」


?????「我が名はエターナル・・・この世界を統べ・・・
      この宇宙を統べ・・・そして。
      
      この世の全てを操る者。」



ロイ「マジ!?」



セイバー「この世の全てを!?んな馬鹿な!!」



エターナル「嘘ではない・・・今からその証明をしよう・・・
      ・・・ダブルビッグバン」


この宇宙を作り出したと言うほどの大爆発。


それが・・・2つも発生した・・・



気づいた時、最早何も残っていなかった。


この宇宙はその瞬間消えた。





・・・負けた・・・


もう何も残ってはいない。

どうなったのか分からない。


永遠に・・・この苦しみが続くのか?


???「俺達は一蓮托生!!お前が諦めてどうする!!
    そしてみんな、諦めてどうする!!
    宇宙が滅びたって、世界が滅びたって、
    たとえこの世が滅びたって・・・諦めるな!!」



マリオ「この声は・・・リンク!?」


リンク「ロイとか・・・ゲームウォッチとか・・・
    みんな諦めかけたけど・・・俺は諦めないからな!!」


マリオ「・・・まだ、勝てると思ってるのか!?
    あんな・・・実力、冗談じゃねぇよ!!
    もう駄目なんだ!!俺らだってお互いの姿すら確認できない。

    もう、魂しか残ってないんだ」



リンク「・・・馬鹿か!!
    魂だけになろうが、戦うんだ、いや・・・闘うんだよ!!
    魂の最後までバラバラになるまで・・・闘うんだよ!!
    諦めたらもう何も出来ない・・・!!」



その時、下に一筋の光が・・・

気づけばマリオはそれに掴まっていた。



そして。



エターナル「・・・ここに、新たなる世界を創り・・・
      絶対なる神となるのだ!!」



マリオ「う・・・ここは・・・?」


エターナル「!?」



気づけばそこは、何も無い空間。

あたり一面黒・・・いや、黒くすらない。


エターナル「何故だ・・・何故戻ってきた!?こんな事が・・・」



リンク「戻ってきたんだよ!!」


すると・・・

何故か・・・全員・・・現れた・・・。


マリオ「みんな!?」


ロイ「諦めてたけど、リンクに色々言われて」



エターナル「・・・何処までもしつこいやつらだ。
      ならば今度は・・・

      全てを残らず消してやろう!!」


そこでマリオはあることに気づいた。



マリオ「・・・お前、マスターハンドはどうした?」


エターナル「何だと・・・?」

マリオ「・・・聞いてんだよ。マスターハンドはどうした?
    どうしたんだ?言ってみろよ・・・


    どうしたんだよ!!言ってみろよ!!」


エターナル「無論・・・同時に消した」



マリオ「・・・そうか。そういうことか。
    つまりお前は・・・命をもてあそぶ・・・
    ただのクズ野郎ということがはっきりした!!」


エターナル「ふん、それがどうした?
      命など所詮ちっぽけなもの・・・」



ヴェイグ「・・・お前。もう1回言ってみろ・・・
     その時は滅ぼしてやる・・・」





エターナル「命など所詮ちっぽけなもの、と言ったのだ。聞こえなかったか?」




リュウ「何様のつもりだ!?
    そんなこと決め付ける資格なんて誰も無い!!」





エターナル「そんな事は無い。
      あるのだよ・・・資格は」




マリオ達の怒りは頂点へと達した。


その近く。



ライト「あ、危ねぇ!!
    防御してなかったら消し飛んでたぜ」

ボルト「あいつら無事なのか?」

ライト「さぁな・・・
    まぁ。どうにかなるだろ。
    でも何か奴の言動はむかつく。」

ボルト「・・・俺もだ。」

ライト「よし、もう一丁協力してやろうぜ!!」







マリオ「あの2人何なんだ?
    ・・・まぁいいや。協力してくれるなら・・・!!






    みんな、行くぞ!!


    諦めないために!!」






エターナル「愚かな・・・」


リッド「愚かなのは・・・。」

ティーダ「お前だ!!」






戦いは、静かに。だが確実に始まった。